家を建てる【迷走編②】
《前回までのあらすじ》
選択肢の1つとして建売を見に行ったまーこい夫婦。そこでやはり建売でなく注文住宅で行こうという意思を固め、ハウスメーカーA社&C社さんとの打ち合わせに向かうのでした。。
クリスマスの午後、ハウスメーカーA社&C社さんとの打ち合わせに向かいました。
まずはA社さんから。話していく中で、やはり皆で見に行った土地がいいのではないかという話に。
そこで、土地購入の流れについて教えてもらいました。
まず、その土地を買うという意思が固まったら〝購入申込書″というものを提出します。これは、「私はこの土地を買うことを希望します!」という意思表示みたいなもので、ここで契約となるわけではありません。
年末のこの時期なので、もしこの土地でよいという意思が固まったのであれば申込書を出したらどうかという提案がされる。
しかし、いざとなると決心がつかない。心の中に踏切の音問題が引っ掛かっていたのと、まだ探せば他にいい土地があるんじゃないか?という気持ちがあったのです。
かと言って、この土地がなくなったらなくなったでショックではある…。
困ったまーこい夫婦は、その場でお互いの両親に電話で相談。困った時の人生の先輩!
結論は、そんなに焦らなくてもゆっくり考えたらいいんじゃないかでした。
もしかしたら、ここで買っちゃいなよと言われていたらGOしていたかもしれません。冷静に答えてくれた両親には感謝です。
それでもハウスメーカーA社さんは、
営業さん「ひとまずいつでも出せるように申込書だけ書いておいて、決心がついたら送るというのはどうですか?最悪、ウチのハウスメーカーに決まらなくても構いません。出すなら早い方がいいですから。」
という提案をしてきた。ここで、申込書で決定ではないなら出すだけ出しておいて、キャンセルするというのはどうなのか?という案がまーこい夫婦の中で生まれたので聞いてみたところ、
営業さん「キャンセルは可能ですが、まだ意思が固まらないのであれば申し込み書は出さない方がよいと思います。」
やはり、出された時点で色々動きが発生するので迷惑はかかるんですよね。
しかし、自分のところに決めなくてもいいからという営業さんの親切な心におされ、申込書を書くだけは書いて託して帰ることにしました。私達が出してくださいと言わない限りは提出されることはないのでいいかなと。
その後、連続でハウスメーカーC社さんとの打ち合わせへ。ここではさっきの申込書の話を正直に話した。もちろん、ハウスメーカーはまだ決まっていないことも。すると営業さん
営業さん「そうであれば銀行の事前審査だけでもかけておいた方がいいですね。そうすればいくら借りられるという目安も分かりますし、交渉の際に有利になります。」
今回の土地は保留地のなので普通の土地とは少し異なりますが、一般的な不動産業者から売りに出されている土地の場合は銀行の事前審査に通っていることで交渉に有利に働くことがあるそう。
また1つ賢くなったところで、C社さんとの打ち合わせも終了。
ここですでに夕方になっていたわけですが、居ても立っても居られなくなったまーこい夫婦はその足で今一度保留地を見に行くことにしたのです。
夜の土地、静かなので音がよく響きます。
電車が通るタイミングを待ち、何回も踏切の音を聞きました。色々な角度の場所から、建物の中を想定して車の中からも。
…結論、やっぱりこれは気になるかも。
ということで、本気で決めかけたこの保留地は見送ることにしたのです。。
そんなこんなでまた振り出しに戻ったまーこい夫婦なのでした。。
《次回〝家を建てる【迷走編③】″へ続く》